村の記録&読書記録(笑)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
愛川晶さんの本というと、女子高生きゃぴきゃぴ~♪のイメージがあったのですが、
このシリーズは落語がメイン。
ミステリー要素も絡めてはあるのですが、読ませどころは高座にかける落語の解釈だったり演者さんの工夫だったり・・それにまつわる人情と機微の世界だったりします。
探偵役は一応、脳溢血で倒れ引退した師匠(身体と言葉が不自由なアームチェアデティクティブ)ということになりますが、そうとも限らない部分もあって。
現実に起こった事件よりも落語の解釈に重きをおいた話も多く、また、その方が読み応えがあって面白いので(笑)「前振りの事件部分が長すぎる!」なんてじれったくなっちゃったりして(爆)
広義においてのミステリーとしても、実にオリジナリティが溢れていると思います。
この本を読むと落語を聴きに行きたくなるのですが、私が寄席に行ったのは、もう遙か以前に・・・たぶん2回きり。
新宿末広亭と上野鈴本演芸場
足を運んだことは覚えているのに演目や演者さんは全然覚えていません^^;
たぶん私の落語に対する興味関心はそこ止まり・・・なんだろうな~~^^;;
PR
この記事にコメントする