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先月体調不良で休んでしまったのですが、ようやく土曜講座「短期カレッジ:読み聞かせからストーリーテリングへ」に参加することが出来ました。
先月休んでしまったために、いきなり「語るために」実際の重要ポイントについて勉強することになったのですが・・・
私はボランティアで「本読み」をしています。
どちらかといえば自分の大好きな世界、「本の力を小中学生に再認識してもらいたい」というのが動機ですから、「そこから離れてみましょう」という提案に抵抗があったのも事実でした。
でもね、本読みが「本の力」を前面に押し出して、読み手は(ある意味)添え物でしかないのと違って
「語り」は「語り手」の全存在をかけて行われるものでした。
昔話を語るわけですから、そこにはひねった筋立ても意表をつく結末もありません。でも、深い。実に深いものでした。
ワークショップでは8人で分担して4~5分のお話を語りました。
語り手の会」からおいでになった講師の先生が、私たちを前に『鳥呑み爺さ』のお話を語ってくださって、それを自分たちの言葉で再度つむいでゆく・・・という作業。
最初は「一文ずつ交替しましょうね」ということで
「むかしむかし働き者のおじいさんがおばあさんと仲良く暮らしておりました」
「ある日おじいさんは山の畑を耕していてどうにも疲れたので、くわを脇に立てたまま切り株に座って休んでおりました」
「するとどこからともなく可愛い小鳥が飛んできて、くわの柄の先にとまると綺麗な声で不思議な歌をうたいました」
・・・という感じ。
もちろん、これはさっき一度聴いたばかりの私の記憶の中の物語ですから、他の方は他の言葉で語っていらっしゃいました。
そして最後まで行き着いたらもう一度。今度は自分で区切りのいいところまで。

きっと通しで語ったら、私の語りと隣の人の語りは全然別物になるんだろうな、ということがはっきり判る作業でした。
筋はいっしょでも、場面から受けるイメージが違うのではないかな~


それから。みっつのお話を語ってくださいました。
スウェーデンの昔話「リンドウォルム王子」
珍しい植物の異種婚話「菊の嫁さま」
方言で語る「あとかくしの雪」
それぞれにとても素晴らしくて・・・感動の嵐でした。
参加して本当によかった。ナマでいいもの聴かせていただきました。

うちの学校の教授が「この教室じゃいかにも勿体無いから紀伊国屋ホールに話を持っていこうと思う」とおっしゃっていましたので、実現して、あまりお高くないようでしたら、ぜひ。
なかなか普通は「昔話」の「語り」を聴いてみよう、なんて思いもしないと思いますが、ここを読んでくださったってこと、縁があるのでしょうから(笑) ね^^
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