村の記録&読書記録(笑)
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いま、『青少年非行と犯罪の原因』という授業を受けています。
そのなかで先日のアキハバラの事件についてのディスカッションをしていて、そのなかで、
彼の泣き崩れていた母親が以前近所の人に「うちの子、酒鬼薔薇と同い年なんだよね。怖いんだ」と話していたという新聞報道があったことが語られました。
先生が「彼の母親も教育熱心だった、と報道されていますが、酒鬼薔薇=少年Aの母親も『教育』という名目で少年Aに『虐待』を行っていました」と教えてくださいました。
この手記は、民事裁判で淳くんの親御さんに賠償金を支払わなければならなくなって、そのお金をつくるために書かれた手記なのですが、このなかに得々とその『虐待』の内容が描かれているそうです。
生後28週目から、トイレトレーニングをさせられていたそうですよ。
「どんな育て方をしたから、ああいう子が育ってしまったのか。それは育てた本人の口から聞かなければ分からないことです。それまで少年Aの両親は『可愛がって育てたんだ、愛していたんだ』とばかり言っていました。けれど、彼らの言う『愛情』は子どもに向けられたものではなくて、自分へのものでしかありませんでした。この手記は多くの問題点を私たちに投げかけてくれます」
テキストとして、読むべきなのでしょう。。でも、正直読みたくありません。
『淳』は、出版されたときにハードカバーで購入しました。少しでも印税が土師さんの元へ届くように、淳くんがこの世に在ったことを忘れないでいたいと思います、という見も知らぬ、その他大勢からの意思表示のために。
でも・・少年Aの両親へは・・・
明日図書館へ行ってきます。
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