忍者ブログ
村の記録&読書記録(笑)
読書メーター
cassyuさんの読書メーター
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
今日は。
お天気情報
最新コメント
[08/05 名無し]
[09/24 悠生]
[09/13 美津子]
[05/26 由香]
[03/07 HAL]
新刊
プロフィール
HN:
cassyu
性別:
女性
職業:
大学図書館のパートのオバちゃん
趣味:
読書
バーコード
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

12日に私も訪れた蔦重展の感想を、作家の米澤穂信さんがついったーでアップなさってらっしゃいましたので拾ってきました(笑)


そーですね。「箱入娘面屋人魚」での前口上には感じ入りました。定信による出版統制下にあって「京伝は筆を折ろうとしたが私が頼み込んで書いてもらった(大意)」という口上を付けたのは、宣伝であると同時に、著者を守ろうとしたものでしょう。

(承前) また、遊女たちの浮世絵をばんばん出す一方、「青楼十二時」や「錦の裏」など遊郭の内幕を本にする企画を立てているのも、「こやつは……」と唸りました。右手でブームを仕掛け、左手でブームの暴露本を出すようなものです。よほどバランス感覚がないと共倒れでしょうに。

(承前) いよいよ処罰が下って遊女の絵が出しづらくなった後、素人モデルをバストアップで描くという新手法で巻き返したなんて話はなかなか痛快です。しかもモデルが読んでるのは黄表紙! きっとその黄表紙の版元は蔦屋でしょう。「野性時代」もタレントに角川文庫を持たせるべきだった。

(承前) 若き北斎に仕事をまわしながら、その大成を見ることなく亡くなったのは寂しい話です。私も恩のある編集者さんたちが元気なうちに……と、これはこちらの話。ともあれ、展示は蔦屋が出した本が多いので、ビジュアル的には地味なところが多いです。音声ガイドがあった方がいいかもしれません。

 

さすが作家さんは目の付け所が違うな~と唸らされました。
こうなってみると、会期の終盤に行ったおかげで記憶が鮮明なことが嬉しい限り!ですね^^
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
熱帯魚
収穫
セコムの食とは?
blogram


blogram投票ボタン
クリックお願いします^^
言葉めくり
くる花
楽天
忍者ブログ [PR]