国宝 阿修羅展

「出来れば中庭開放してる桜のころに一緒に行きましょうね～」とお約束して、前売り券を購入していたのですが、なかなか予定があわずにようやく今日、訪れることができました。
国立博物館で開催されている「興福寺創建1300年記念　国宝　阿修羅展」
入場まで30分～60分待ち、という混雑状況をネットでしっていましたし、平日とはいえGWの真っ最中・・・。
覚悟は決めてましたが、いや、もう、その人の数たるや＾＾；；；
「ひょっとしたら解説まで近寄れないかも」と500円で音声ガイド（黒木瞳さん）を借りて。
日本人の習性なんでしょうか・・・最初のコーナーで満員電車より凄い押し合いへし合いの状態になっちゃいました。30分待ちで入場して、最初の展示物から順番にみたい、っていうか、見なくちゃ損！みたいなｗ
最初の展示は、創建時の地鎮物と思われる出土品でしたから、正直そこまで必死にならなくてもいいものだったんですけどね～＾＾；；
そのコーナーを抜けるとぐっと楽に移動、見学できるようになりました。
日光菩薩、月光菩薩のときもそうだったのですが、ケースに収納されるのではなく、1300年前からそこにいらした仏さま方が、私と同じ空間に八部衆像や十大弟子像、橘夫人の念持仏がおわす・・・ということが感激でした。
阿修羅の展示、素敵でしたよ～。
円形のステージの周りを「時計回りに進んでくださ～い！」
三面の表情が見る角度でまた変化して。
こんなにいろいろな感情を内包させ、見るものの心の中に湧きおこすことができるなんて。
私は11時、1時のナナメ後ろからのショット、4時のショットが特に好きでした（笑）

今回は第一室に奈良時代の仏像が集められ、第二室に鎌倉時代の康慶や運慶の仏像が並んでいたのですが、その違いは歴然でした。
奈良時代の仏像は、今回の主役＾＾；；でもある阿修羅像に代表されるように、その表情が個性的で心に訴えかけるものを持っていらっしゃいます。でも、その手の指先や足先などのディテールは～。。。投げやり？（爆）つーか、形だけとっておけばいいのか？！みたいな（爆）
表情の細部にあれだけの繊細な気持ちを籠めた仏師がなぜ～？と思うほど。。。

で、つらつら考えていて、私はひとつの仮説を思いつきました。
ので。機会があったら立証できるかどうか調べてみたいと思いますｗｗ

2時間半くらいかけて見学が終わった後にご飯。
ちょっと女子ひとりでは入りにくい雰囲気の、でも気になっていたラーメン屋さんへ連れて行ってもらって（爆）
にんにくラーメン食べたかったけど、ちょっとそこは逆に遠慮して（爆）
チャーシュー、半熟煮卵美味しかったです♪麺は、もうちょっと硬めでも？とも思いましたが、スープと絡んでいい感じでした＾＾　リピートしたくなる味、かどうかは・・・ｗｗ


そして。そこから近くにあるんですが、行列してるかも・・・と思いながら
ちょう～～～有名なケーキ店へ。
お初ですm(_ _)m
さいわい、店外には5人くらいしか並んでませんでしたのでお持ち帰りを購入。
店外のベンチで食べていくことも出来るようになっていたので、期間限定のガナッシュケーキを半分こして食べました。
買って帰ったケーキはこちら。

高いですが！でも美味しかった～～。。。しあわせ気分満喫しました。


それから、根津のほうまで歩いていく間に古びた建物があるな～・・・と思ったら
下町風俗資料館の特設展示場の吉田屋でした。
突然、一軒ぽんっと（爆）建ってて、なんだかちょっと得した気分でゆっくり眺めていたら、立派なカメラを手に手におじさま、おばさまの写真愛好家集団さんたちがやってきて、言葉や態度には出さずに「邪魔！」と雰囲気でプレッシャをかけてきたので早々に退散しました。


や、今回もよく歩きました（爆）　集団でデートしても、ふたりでデートしてもこんなに歩くってことは・・・
・・・　　・・・　　ひょっとしたら、私がそういうデート好きなのかな？