常識

台風で休校ってひょっとしたらウチのお嬢にとっては初めてだったかも（笑）
すごい風雨でしたね＾＾；　強風域が広くてずっと風が残りましたし（20時30分まだ時折強い風が吹いています）
夏の鹿児島ではほぼ毎年経験があるのですけれど、ね。

おととい図書グループ「やまゆり」のお茶会がありました。
定例会ではなくて、中の一人が以前勤めていたところから「かんてんぱぱ」の商品を社内価格で購入できるので注文してあったものを受け取りがてら集まっておしゃべり。
・・・定例会と内容はあんまり変わりませんが（爆）　本メインではなかったので、一応区別＾＾

そこでメンバーのHさんから息子さんが8月14日に交通事故にあったという話がでてビックリ。

彼女の息子さんは生まれつきの難病を抱えていて、20歳の今でも身長が１ｍありません。ちょっと見た目は2～3歳にみえます。身体のバランスが通常の3歳児とも違って手足が短いし（だからね、ウォシュレットでなければ、トイレに介護が必要なんです）　内臓や骨の発達もだいぶ遅れていますし、たぶん一生そのまま。。。
「その軟骨だらけの骨のおかげで、車に撥ね飛ばされても打ち身だけで済んだの。救急で入って、検査、検査で全部診てもらって異常なしで済んでほっとしたんだけど、そこまでとそれからがね・・・」
聞かされた加害者の行状は驚きの連続でした。

被害にあった場所は駅へ続く交差点のまんなか。青信号で、うしろから来た左折車が曲がりきるのを確認して渡り始めたら、前から来た車がいきなり右折してきて撥ねられたそうです。
加害者は60歳がらみの男性。事故をおこして彼がまずとった行動は、奥さんに携帯で電話をかけることでした。
そこで奥さんが慌てて固定電話で救急車を要請。かけつけた救急隊員からHさんは「息子さんが事故にあいました」という電話を受けました。

その晩、夫婦でHさんの家にやってきた加害者は「このたびは申し訳ありませんでした」と一言謝罪して・・・
それきりだったそうです。「あとは保険会社に任せてありますから」って。
Hさんは、連絡先もなにも伝えようとしない態度に頭にきて、警察から教えられた携帯の電話番号を読み上げて「連絡先はここでいいんですね？住所を教えていただけますか？」と尋ねました。
そうしたら相手の奥さんが喧嘩腰で「なんで私の携帯を知ってるんですか！住所きいてどうする気ですか、押しかけてくるんですか！」


ひとを、子どもを撥ねて、「まっさきに救急車」という意識のないひと。。。私、信じられませんでした。それも免許証取立ての10代とかいうんじゃないですよ？
そして、１００％加害者責任の刑事裁判にもかけられないような事故を起こしておいて、保険会社に丸投げしたらそれでOK・・・それって常識ですか？
会社に知られたら困る・・・というのなら名刺までは出せないのかもしれませんが、名前と住所と連絡先は自分から告げて「なにかありましたらご連絡ください」って頭をさげるのが普通でしょう？事故、なんですもの。取り急ぎの検査でなにも出なくても、後からどういう事態になるか分からないし、それも保険会社経由であとから知らされるだけでいいのでしょうか。

「何かあったら民事にかけられるように、警告の意味も含めて内容証明出しておきな」って言っちゃいました＾＾；
学校で民法をなでた成果がほんの少し出せました（爆）