バッテリー映画化

もうご存知の方はよーーーくご存知のあさのあつこさん作「バッテリー」が映画化されます。
私は見に行かないと思いますが（爆）
主人公の巧と豪のキャライメージがやっぱりどうしても違うから・・・
これは映像化の宿命ですよね。
原作が好きでのめり込んで、ハードカバーの1年おきの刊行を首を長くして待って待って・・・というファンであるからこそ、自分のイメージが固まりきっちゃってて
「番宣でにこにこしているかわいい巧＆おとなっぽさと少年のまっすぐさが目線に感じられない豪」を受け入れられません。
あの新人の役者くんたちが演技をしているところを観て判断すべきなのでしょうけれどね・・・
本のほうが私には大事だから。
って、そういうファンはきっと多いことでしょう。

「バッテリー」って本はね？　それだけの思い入れを生む力をもった本です。
未読の方はぜひ。

余談ですが（笑）　
単行本が完結するひと月前「もう出版社で製本作業に入ってます。これで巧や豪とさよならするつもりです」ってあさの先生は講演会でおっしゃっていました。
それを伺ってショックをうけて。講演会後の握手会に並んで直接声をかけさせていただきました。
「・・・気力が充実なさったら、きっとまた彼らが頭の中を走り始めると思います。そうしたらぜひまた彼らに会わせてくださいね。私は『あの笑顔』抜きで巧が松坂になることをずっとずっと待っています」
美人で華奢でとっても気さくなあさの先生は「そうですね」ってにっこり微笑んで力強く私の手を握り返してくださいました。
ずっと、待ってますね、あさの先生＾＾