村の記録&読書記録(笑)
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本筋は「ある朝、鍵の掛かった洋菓子店の厨房に突然現れた記憶障害の男。その確かな菓子作りの腕前から身元がわかるのは早いと思われていたが・・・」
なのですが、そこの部分は、まーどってことなく(爆)
1品1品丁寧に作られるケーキやスイーツの魅力と、それに伴う多大なる重労働の話でした。
主人公?狂言回しの女の子はバイトから入店したばかりの女の子ですが、朝5時半に出勤してシャッターを開け、巨大なオーブンに余熱のための火を入れる仕事から始まって、閉店後の作業終了が22時半。休憩除いても15時間労働をこなしています。
でも、それがまったく苦になっていないことがよく解るんです。
ケーキの魅力、職人の心意気、プライド、充実感、達成感、そんなものに心打たれる作品でした。
パティシエを目指す方に、オススメの作品です。
どんなにハードでも、肉体労働てんこ盛りでも「こんな生活をおくりたい!」と思う人の作る渾身のスイーツをぜひいただきたいものです^^
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