村の記録&読書記録(笑)
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今日は、仲間内と続けている読書会(おしゃべり会?w)
そこで借りてきました。バッテリーの外伝となる最新刊。
帰って読み始めたら止まらなくなって、1時間で読み上げてしまいました。
「ホンモノ」に出会ってしまった・・その衝撃を、巧の周りの人間がどう消化していくかの物語。
甲子園常連校に決まっていた推薦入学をひっくり返して地元に残った門脇
野球部のない高校にすすんだ瑞垣
とくに瑞垣くんの気持ちが分かりすぎるほどわかってしまって・・・
こんなに身につまされたのは初めてかもしれないです。
自分が「ホンモノ」であればいい、と願って努力をしてきたのに、ホンモノは自分の努力の届かない場所にあって・・・その差はあまりに歴然としていて。
ならばいっそもう・・・
この気持ち。ひりつく様なこの思い。自分に対する自分自身からの否定。
でも、このバッテリーに出てくる少年たちは、だれもが自分から逃げません。
しっかりと自分の中を見据えてそして、自分でも制御不能な思いを理解しようします。
今日は男の子の親御さんから「中学生ごろの男の子に野球(スポーツ)の果たす役割って大きいよね」って話題が偶然出ていたこともあって、スポーツ音痴の私にもその大きさが(少し)感じ取れた一日になりました。
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