村の記録&読書記録(笑)
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アジア系サーガ。デビュー作を改稿したものが第1巻になっています。地の文が「ですます」調で、こなれていればいいのですが・・・何度かひっかかりを感じました(笑)
それと、口絵の地図がひろがりを持っていないからか、三国の気候風土の差の大きさと移動する時間、距離感にものすごく違和感を感じました。寒帯から熱帯まで早馬でなら2日で着くなんて・・・
おまけにそういう行程や「冒険」譚が地の文だけで進むので「たいへんでした」と書かれても「ああ、そうですか」という感じですね(爆)
ま、新人さんを上橋さんや小野さんと比べちゃっても仕方ないですし、成長の伸びしろ、なのでしょう。
逆に考えてしまえば、行間を重視しなくてすむ。最近の小学生向きに読みやすい文になっているのかもしれません。
ストーリー的には、気候風土の異なる、だからこそ密接に交流をもってきた三国の関係の「正念場」を形作る運命をもった次世代の王子や王女たち、その運命を絡める役割を知らず果たしている主人公「落ちこぼれ巫女」のソニンの成長譚。みなさんの感想をみると「少女マンガみたい」って(笑)確かに♪とっても面白く読ませます。以下続刊が楽しみです。
・・・なんて書いてたら久しぶりに読み返したくなりました。
全27冊、完結。
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