村の記録&読書記録(笑)
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読めました、『神様のカルテ』。
現役医師が書く、365日24時間地元の患者のためにフル稼働する地域医療の現場の物語。
『草枕』の大ファンで明治チックな喋り方をする、どーみたって初見は変人のアラサー医師が、病と死に懸命に向き合っていく姿が淡々とした筆致で語られていきます。
地域医療に従事する医師の日常・・・そういう意味では特別な大きな事件は起きないのですが、なんでもない市井の人たちの生きてきた歴史、、、重みのあるエピソードに思わず何度も泣かされました^^;
さらっと二晩徹夜で勤務・・・とかね、一晩の患者数50人(研修医2人と3人で)とか書いてあるんですが・・・、たぶん事実なのでしょうから・・・どう想像しても過労死しますね~~^^;;;
でも、不思議にそういうことを感じさせない温かな物語なのです。
主人公医師イチくんの奥さんのハルさんがとっても素敵で、その可愛らしさと強さとけなげさといじらしさと優しさと・・・なんかもう、女として妻として理想を超えた理想の子かも(笑)
とてもほっこりと、優しい温かな気持ちで読了することができました。
でもね、ひとつ気になることが。
書評で「似すぎてる」ってけなすモリミーファンが何人もいること・・・なのです。
やっぱり・・・読んでみるべきなのでしょうね^^;;
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