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簡単に言ってしまえば姥捨ての話しなんですが、受けるイメージがなぜか透明で明るいんです。せつなさややるせなさや痛ましさ・・・そういう時代でありましたよ、という気持ちも起きるのですが、でもね、なんだろう。
「生きてあること」の自然さ、っていうのかな。「死ぬまで生きる」ことが生を受けたものが根源的に持っている「真実」だ・・・っていうか。
リンク先のブックレビューを読んでいただければ、死していくひとたちの話しなのに、なぜかほのぼのとした読後感をみんなが得ていることにお気付きだと思います。

「ひとはなぜ生きるか」って哲学は。あれは贅沢の産物なんだな~って(笑)
ちょうど今日、その勉強をしたところです。古代ギリシャの哲学者は「仕事はいっさいなにもせず、物事を考えていただけ」なんだそうです。お金持ちで奴隷を何人も抱えて、仕事や日常の雑事になにも手を染めず・・・
スクールの語源は「仕事を免除される特別な場所」なんだそうですよw
ひとは「働いていること」がノーマルな状態である、と古代ギリシャ人も思っていたわけですね。

時間のゆとりが持ちたい=贅沢したい    これは今でも通る事実でもありそうです。

ちなみにこの本は映画化されていて、貸し出し上映という形で全国で単発で上映されています。
ふつうにレンタルビデオにはなりそうにないですね~
観たかったなw 横浜でどこかの団体が上映会を開いてくださればいいのですが・・・
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