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cassyu
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女性
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大学図書館のパートのオバちゃん
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読書
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今年の漫画大賞受賞作。
賞をとったから・・・と手を伸ばすのをためらって(爆)いたのですが、読書メーターの評判もあまりに良いもので購入しちまいました^^;
・・・でも、まだ読んでません。『犬の力』終わらせてから、と思って。
なんだかんだ、所用が重なって読書時間が取れなくて。はぁ~~、待ってる人がたくさんいらっしゃるのに^^;;;;;
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言わずと知れた、昨年度「このミス」の海外1位作品。
図書館の順番待ちではよくあることなんですが、下巻が上巻より10日前に手元にやってきて^^;;
・・・実は下巻は今日返却日でしたm(_ _)m
まだ、上巻の途中までしか読めてません。
あっちこっちの悪人の思惑や行動が絡み合い、、、登場人物の名前も覚えにくくて(ぉぃ・・・^^;
せめて主人公は、じゃっくばうあー、みたいにインパクトの大きな名前にして欲しかったわ~(爆)

大急ぎで読むには勿体無い本なのですが、でも・・・ちょっと頑張ります。
横浜市立神奈川図書館が入荷してくれました(笑)

購入依頼を出したときは「県内図書館からレンタルするかもしれません」って言ってたのですが(笑)
その時点で川崎市と横須賀市が持ってましたが、たぶん購入してくれるとは思ってましたけれど。
でも、中央ではなくて地元神奈川図書館が予算割いてくださるとは正直驚きました。

右ページに川原や公園の風景、左のページにその地図。
秘密基地の在り処に×マークがついているのに分かりません(笑)
そして次のページにはググっと寄った写真やお気に入りのおもちゃや雨よけのシートが被った内部が。
でも、そんな大げさなもの(二十世紀少年みたいな)は全然なくて踏み固めた下草にダンボール、上に渡った木の枝にビニールや傘・・・は、まだ丁寧なほうで。
ただ何人かが座れるスペース・・みたいなものもありました。
驚いたのは渋谷のど真ん中、繁華街の給水塔脇の秘密基地や、50cmくらい?のビルの谷間に敷き詰められた広告=秘密基地の存在でした。「あっちの隙間からだとおにいちゃんが入れないの~」と幼稚園の女の子談。

私が友人と作っていたのは高圧線が脇を通っていたために空き地になっていたススキ野原でした。
自分の背丈と同じくらいのススキの間を、それでも背をかがめながら(笑)通り抜け、ダンボールを敷いた空間に人形やおやつを持ち込んで。空き地の脇が通学路でしたから、帰っていくクラスメートの姿をこっそりススキの間から眺めて、それだけのことがナイショめいてて楽しかったり(笑)
でも、天井が無かったですから、雨が降ると次の日は悲惨でした。
・・・ホントは入り込んじゃいけない場所だったのかもしれませんね^^;


読了しました。
表紙とキャプションで想像していた物語と全然違いました。

「ニーチェや哲学書が愛読書」と公言する頭でっかちの傲岸不遜なチェロ弾きのお坊ちゃんが、芸大付属高校に「学科で」(笑)落ちて、音楽科としては新興の三流校(でも実は彼のおじいさまが造った学科w)に入学。
元々は女子高で男子生徒は学年に10人未満。エスカレーター式に幼稚園から上がってきて、このまま大学へエスカレーターで上がっていく女子だらけの独特の雰囲気の中で過ごす三年間の・・・青春の苦さ、、、
「ほろ苦い」とか「甘酸っぱい」とかのレヴェルではない、本物を目指したが故の焦り、挫折、取り返しのつかない時間・・・
頂点に憧れても、(自分なりのw)努力を重ねても、届かない。
甘ちゃんなお子ちゃまな部分が残っている分、傷つける大きさも受ける傷の深さも・・・リアルで。
でも、主題が「音楽」ですから・・・その文章で表される音楽の美しさ、そこへ打ち込んでいく若いエネルギーの芳醇さ、熱さ、達成感、挫折感。。。

40代を迎えてしまった主人公がやっと音楽を趣味として考えられるようになった今、
「そのとき」を振り返って綴った物語でした。
痛い、辛い、重い、頭を抱えてしまうほど恥ずかしい青二才だったあの頃が・・・でも、私にも、たぶんどなたにも覚えがあるあの頃。
精神的にキツイ時、「そのとき」の只中にいる人にはオススメは出来ないかもしれませんが、でも、大人になってしまった方には、手にとって見ていただきたい本でした。

・・・「本屋大賞」というより「芥川賞」なんじゃね?(爆)


とっても重宝している【 新刊.net 】の私の予定表に突然、今日発売の今春公開ドラえもん映画のストーリーコミックが入ってきてびっくり(爆)
真保裕一さんが映画の脚本を担当なさってらっしゃるんですね~^^;

や、だからと言って見に行きはしませんが(笑)
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