村の記録&読書記録(笑)
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柄刀一さんの本は・・・何年ぶりでしょう。デビュー作の『3000年の密室』を読んで以来手にとっていなかったような気がします。
『3000年の密室』は「発見された縄文人のミイラは密室殺人の被害者だった!」ってお話で、内容は面白かったんだけど、小難しい部分が多くて(笑)集中できなかった作品だったように記憶していて、そのあたりが「一応複数本読んでから評価を決める」つもりの2冊目をなかなか読まなかった理由なのかもしれません。
『シクラメン・・・』は連作短編で、逗子にある(なぜ場所の特定??)喫茶店の店主の元へ持ち込まれる謎を美人の・・・魔女の香りのする店主がするすると解決してしまう。でも、店主母娘にもどことなく秘密が・・・
という内容でした。
ん~~。。。簡単に読めます。それは確実。でも、この人は基本短編の書き手ではないんじゃないかな~・・・
解説子さんは「少女マンガっぽい!」と共感持って解説なさってましたが、なんだろうな~、突き抜けたポイントがない本でした。
あと2冊、借りてきてありますので、とりあえずそれを読んでから、この作者さんの(私のなかの)扱いを決めようと思っています。
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