忍者ブログ
村の記録&読書記録(笑)
読書メーター
cassyuさんの読書メーター
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
今日は。
お天気情報
最新コメント
[08/05 名無し]
[09/24 悠生]
[09/13 美津子]
[05/26 由香]
[03/07 HAL]
新刊
プロフィール
HN:
cassyu
性別:
女性
職業:
大学図書館のパートのオバちゃん
趣味:
読書
バーコード
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2月に読んだ『悪人』以来、気になる作家さんに躍り出た(爆)吉田修一さん。
さっそく図書館で『悪人』以前。を借りてきました。
まず、4冊。『春、バーニーズで』はデビュー作の続刊だったのを知らずに読んで、「なんかな~??」とちょいと消化不良でしたのでデビュー作読んでからまとめて感想をあげられたらあげます(汗




総じて言えることは、登場人物全員が人間っぽくゆがんでます。
ひとは皆人それぞれで、「普通のひと」なんてどこにもいないじゃないですか(笑) ということを淡々と・・・。
凄い修羅場になりそうな場面とか、爆発して事件になりそうな局面でも、理性だとか優しさだとか、臆病さだとか優柔不断だとか、あたりさわりなく?誰もだれかを責められないような?
「こんな日常があります」が最初のページで「こんな日常がそのまま続きます」が最後のページ・・・と言っても過言ではないほどの・・・
でもその中にいろんな出来事や感情が苦しくなるほど詰まっています。
ここまで読んだ中では『パレード』が一番『悪人』に通じるものがあったかな。私が「まともで誠実なひとだ~」と一番好感をもったのは現在売り出し中のイケメン役者くんでした。彼が琴ちゃんに囚われない事を心から祈ります^^;

今日、また4冊借りてきました。しばらく「三昧」が続きます^^
このへんは全部文庫化されていますので単行本を借りられましたが、最近(『悪人』以降)の作品はまだ文庫化の時期になっていないので、順番待ちしなければなりません。
ちょっと中毒っぽいんだけど(爆)耐えられるかな~w

PR
24冊中漫画が10冊。最終レポート期間だっていうのにw 
でも一応レポート書いてた期間と集中講義のときは日数が途切れてますね。


2月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:5818ページ

猟犬探偵 (光文社文庫)猟犬探偵 (光文社文庫)
読了日:02月01日 著者:稲見 一良
金魚屋古書店 6 (6) (IKKI COMIX)金魚屋古書店 6 (6) (IKKI COMIX)
読了日:02月01日 著者:芳崎 せいむ
金魚屋古書店出納帳 上 IKKI COMICS金魚屋古書店出納帳 上 IKKI COMICS
読了日:02月01日 著者:芳崎 せいむ
金魚屋古書店出納帳 下 IKKI COMICS金魚屋古書店出納帳 下 IKKI COMICS
読了日:02月01日 著者:芳崎 せいむ
儚い羊たちの祝宴儚い羊たちの祝宴
変形の連作短編集。『さよなら妖精』『犬はどこだ』と同じ作者さんの作品?と目を疑うほど「深さ」がない。貴族階級、上流階級が崩れ始めた耽美で退廃的な時代感があるならまだしも・・。残念でした
読了日:02月02日 著者:米澤 穂信
金魚屋古書店 7 (7) (IKKI COMIX)金魚屋古書店 7 (7) (IKKI COMIX)
読了日:02月04日 著者:芳崎 せいむ
金魚屋古書店 8 (8) (IKKI COMIX)金魚屋古書店 8 (8) (IKKI COMIX)
読了日:02月04日 著者:芳崎 せいむ
スカイ・クロラスカイ・クロラ
作者オススメの通り最後に読了。でも、森さん、この本書き直したいんじゃないかしらん。前作までの詩的な美しい、まっさおな飛行シーンが「ああ、過去、なんだ」と自分の中でセピアに色褪せていくような。起承転結の結ではなくて終息
読了日:02月05日 著者:森 博嗣
スカイ・イクリプススカイ・イクリプス
「キルドレからの解放は空へ戻れないこと」だった焦燥感からまたひとつ脱却して。オトナになってよかったね、と言える気分なのは「スカイクロラ」の直後に読んだからでしょう。
読了日:02月07日 著者:森 博嗣
バンド・オブ・ザ・ナイトバンド・オブ・ザ・ナイト
私にはヤクチュウの感性は合わないです
読了日:02月08日 著者:中島 らも
yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]
十二国記の短編のために図書館で順番待ちしました。待ってよかった!「丕緒の鳥」よかったです~><。。。
読了日:02月09日 著者:
バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス)バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス)
読了日:02月10日 著者:大場 つぐみ
アドルフに告ぐ 3 新装版 (3) (文春文庫 て 9-3)アドルフに告ぐ 3 新装版 (3) (文春文庫 て 9-3)
読了日:02月11日 著者:手塚 治虫
アドルフに告ぐ 4 新装版 (4) (文春文庫 て 9-4)アドルフに告ぐ 4 新装版 (4) (文春文庫 て 9-4)
読了日:02月11日 著者:手塚 治虫
少年陰陽師  刹那の静寂に横たわれ (角川ビーンズ文庫)少年陰陽師 刹那の静寂に横たわれ (角川ビーンズ文庫)
第5部「玉依編」3冊目。
読了日:02月16日 著者:結城 光流,あさぎ 桜
カタコンベカタコンベ
推理小説としては致命的な欠陥があるし若書きな作品ではあるけれど洞窟と鍾乳洞の魅力は堪能できました。好奇心と探索魂はありとあらゆる場所へ人を駆り立てるものですね
読了日:02月17日 著者:神山 裕右
空へ向かう花空へ向かう花
物心ついたときからおとな以上に大人にならなければいけなかった少女。意識も意図もせず犯してしまった大罪の重さになすすべもなく立ち尽くす少年。「悼む」ことを具現化すること。理解し添ってくれるキッペイ、イザさん片岡さんというオトナ代表、トオルという子ども代表がいてよかった^^
読了日:02月18日 著者:小路 幸也
ガダラの豚ガダラの豚
怪作、快作、や、すごいわ^^;
読了日:02月19日 著者:中島 らも
まほろ駅前多田便利軒まほろ駅前多田便利軒
再読。「愛情というものは与えるものではなく、愛したいと感じる気持ちを、相手からもらうことをいうのだ」
読了日:02月19日 著者:三浦 しをん
ダック・コール (ハヤカワ文庫JA)ダック・コール (ハヤカワ文庫JA)
ダブルオーバックの鮮烈さとはかけ離れた読後感。私には今ひとつでした。
読了日:02月23日 著者:稲見 一良
サスツルギの亡霊サスツルギの亡霊
脚本家のほうが向いているのかも、と思ってしまいました。映像化作品として大勢のプロの手をかけたらこの「もどかしさ」を埋められるかも。極冠の地が舞台で凍死寸前を描写しているのに寒さを感じさせない筆致は残念。真保さんの『ホワイトアウト』を引き合いに出したら可哀相なんでしょうけれど。
読了日:02月24日 著者:神山 裕右
悪人悪人
光代にもおかあさんにも人間としてできる最高の気遣いと配慮をして><。。こんなに優しいのに。その瞬間にはまぎれもなく殺人者。スパナ握り締めて、でも一線を越えず踏み留まったおとうさんとの違いはどこにあったんだろう。不器用だったり、奥手だったり、臆病だったり、見栄っ張りだったり、小狡かったり、でも懸命に生きて、幸せになりたいだけなのに。
読了日:02月27日 著者:吉田 修一
XXXHOLiC 14 (14) (KCデラックス)XXXHOLiC 14 (14) (KCデラックス)
読了日:02月28日 著者:CLAMP
秘密(トップ・シークレット) 6 (6) (ジェッツコミックス)秘密(トップ・シークレット) 6 (6) (ジェッツコミックス)
読み応えがありました。人生から逃れず踏ん張っていても・・・得意げで賢しげな正義感は残酷なものですね。
読了日:02月28日 著者:清水 玲子

読書メーター


すごい本に出会ってしまいました。
昨今ハヤリのライトノベルと対極にあるようなこの本。登場人物ひとりひとりがそこにふつーに存在しています。この描写力。。。ホントに新聞連載?と思うほどの構成力。ああ、でもこれを毎日細切れに夕刊で読むのはシンドかったでしょうね^^;;
出会えてよかった1冊になりました。

受賞歴を見ると、文学界新人賞、山本周五郎賞、芥川賞を受賞したのち
本作で大佛次郎賞、毎日出版文化賞をダブル受賞しています。
純文学も大衆文学も推理モノもオールラウンド行ける方のようです。
うぃきによると、今作で「新境地をひらいた」そうだから、前作まではあまり私好みではないかもしれませんが・・・でもしばらくしたら他の作品もぜひ読んでみたいと思います。
アカデミー賞をとった「おくりびと」は、もう15~6年前に主演の本木さんが仕事でインドへ赴いたとき、かの国の死生観に衝撃を受け日本へ戻って、この本を読んで深く感動したときから「いつかは」と企画を温めていたものだということがワイドショーで紹介されていました。



俄然、読んでみたくなりました。・・・映画、観てないんですけどね?(笑)
図書館では書庫本で市内に2冊。70人待ち。半年くらいかかるかな?


なのでネタがありません^^; 私が図書館から借りたのは単行本ですが、文庫本3冊になっています。
いま、2部の佳境のところなので続きが気になるところなのですが(爆)
1部の新興宗教の「奇跡」やら、「修行」やら、TVの視聴率稼ぎの「超能力」やらのトリック暴露は必読ものでした。
2部はアフリカ編。かな~り1部と趣が違っています。3部はもっと違うのかな?
「劇画化・映像化されているけれど、この面白さを伝えきれるものではない!」というレビューに心惹かれます♪
では、本の世界へ行ってきます~ 三三@@
←← 前のページ  HOME   次のページ →→
熱帯魚
収穫
セコムの食とは?
blogram


blogram投票ボタン
クリックお願いします^^
言葉めくり
くる花
楽天
忍者ブログ [PR]