『遠海事件』

横浜市立図書館に一冊しかありません！
面白かったのに！

スコーンと腑に落ちる本格モノで、満足読了してから・・・じわじわじわじわ「ホントになんて酷い人殺しなんだろう。被害者の無念さは計り知れない」って思いが湧き上がってきます。
でも面白かったし！これは別の作品も読んでみなくちゃ。まずはこの殺人者のシリーズからだな♪と思い、
この本の最後に挟み込まれた前作の一面広告「好評発売中！」の本を図書館の蔵書検索・・・
え？ない？？
横浜にない？？
でもこの『遠海事件』も一冊しかなかったし・・・そういうこともあるのかな？
とあまぞんで叩いてみて、、、

はじめて、完全に引っかかってたことに気づかされました！！
ちっくしょー（爆）

他の作品もこのテイストならかなりの掘り出し者作家さんなのですが・・・
どーも作品紹介をみるとまだ揺れ動いてらっしゃる最中のようで。
第2の鳥飼否宇さんじゃなければ嬉しいんですが・・・＾＾；　とりあえず追いかけてみます。

4月の読書まとめ

読書タイムは少な目・・・これは！と推せるハマリ本もシリーズも出ない静かな月でした。
でも、4月は『放課後探偵団』を手にとれたことは収穫でした♪　良質な中編が集まっていて、各作家さんの長編よりも好きなものが多かったかもしれません＾＾；

4月の読書メーター
読んだ本の数：12冊
読んだページ数：3877ページ

少年陰陽師 千尋の渦を押し流せ (角川ビーンズ文庫)
颯峰編完結。ぶちきれ勾陣、かっこい～♪　紅蓮の男っぽさももう＾＾
読了日：04月03日 著者：結城 光流
七つの海を照らす星
続編の「アルバトロス・・」から読んでしまったのであわてて（笑）実に鮎川賞に投稿された作品っぽい処女作でした。成長の著しさにこれからの楽しみもふくらみます＾＾
読了日：04月07日 著者：七河 迦南
くるすの残光　天草忍法伝
物語の入り口。 たまさんの言葉と考え方に救われましたがそこまでのほぼ1冊分ｗは「やっぱり唯一神信仰の考え方は私にあわない～」と感じ続けました。
読了日：04月09日 著者：仁木英之
ソウル・コレクター
この手口は怖すぎる・・・。私ってば安直にネットを信じすぎてるかな～「暗号化してます」って言葉があっても、結果情報は相手にわたっているわけだし。。。犯人が見えないうちは何が起きるかどきどきでした。サックスがニアミスしても目撃情報をいっさい訊きもしないのにはビックリでしたがｗｗ最近、海外モノの作者読みが少なくなっているのでライムシリーズは外さずにいてくれて嬉しいです＾＾
読了日：04月10日 著者：ジェフリー・ディーヴァー
ブレイズメス1990
桜宮にはスリジエがない・・・。　本書の読後、自作解説本の『ジェネラルルージュの伝説』をぱらぱらめくったら「1991を書いていて長くなりすぎたのでキリのいいところでいったんお終いにしてみた。意外ときれいに収まった」的な記述がありました。天城先生の行動が「あのバブル期にこれができてたら！」と思うことばかりなのですが・・・ああ、桜宮にはスリジエがない＾＾；；；続きが気になって仕方がない、とともに天城先生がどーにかなってしまう続きはいやーみたいな思いが錯綜しています＾＾；90年代シリーズ面白いです！
読了日：04月12日 著者：海堂 尊
思い出探偵
いろいろな邂逅があっての成功率だとは思いますが、依頼人の思いがそれだけ強いってことなんでしょうね。佳奈子ちゃんの事件の犯人にはちょっと承服しかねましたが何かそこにも作者さんの気持ちが詰まっていそうです。不思議なことに主要キャラよりチョイ役さんたちが魅力的でした（笑）
読了日：04月18日 著者：鏑木 蓮
機龍警察(ハヤカワ文庫JA)
外見レイバー、システムエヴァ？で、そちら方面へ期待が膨らみましたが警察機構と特殊部隊の葛藤が主流でした。チーム紹介のみのオープニング。伏線も謎もそのまんまでこの巻だけで終了ってことはないですよね？次巻以降を楽しみにしています＾＾
読了日：04月24日 著者：月村 了衛
哲夫の春休み
ガンバシリーズから何十年ぶりの新作でしょう！もの凄く期待して読んで・・・あらら＾＾；ご自分のルーツ投影の影響か、もっと膨らませて読ませてほしい部分で引いてしまったように感じられました。順子さんエピソードより斎藤家の交流の筋立て中心に引っ張り込んでいただきたかったな～。豪邸の見取り図にはわくわくでした。
読了日：04月25日 著者：斎藤 惇夫
テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)
完全に勢いを取り戻しました！面白いです～＾＾
読了日：04月26日 著者：ヤマザキマリ
放課後探偵団 (書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー) (創元推理文庫)
このアンソロジーはおススメ！電車で途中まで読んで立ち寄った本屋で似鳥鶏さんのデビュー作買ってきちゃいました。相沢沙呼さんはこの長さの方が私には読みやすかったです。そしてなんといっても圧巻は梓崎優さん。やっぱりこの作家さんは凄いわ＾＾；；出版準備中のおふたりも期待しています♪
読了日：04月27日 著者：相沢 沙呼,市井 豊,鵜林 伸也,梓崎 優,似鳥 鶏
ロードムービー
「冷たい校舎～」の筋立ては覚えていても登場人物キャラをすっかり忘れてしまっていて（滝汗）単独作品として楽しみました。これからみなさんの感想に記憶復帰の手助けいただかなくては＾＾；；；
読了日：04月28日 著者：辻村 深月
ボーダー―ヒートアイランド〈4〉
TVシリーズだったらお正月特番。車愛描写（笑）が薄くて残念でしたｗｗｗ　『ルースター』の粗筋が結末・ネタバレ込みで（一番かっこいいところをすっ飛ばして）書かれていたのに＼(◎o◎)／！しました。『午前三時のルースター』未読の方はぜひそちらから。車愛に溢れてますｗ
読了日：04月29日 著者：垣根 涼介

読書メーター

復興書店

作家の島田雅彦さんが復興書店をたちあげました。
作者さんから自著をサイン本やプレミア本に仕立ててもらって提供してもらい、ある程度の値段を上乗せして売り上げ、手数料を除いた9割程度を寄付する、というもの。
まだオープンしたばかりなので、たぶんこれからもっと多くの書影や作家さんが並ぶことと思います。
1冊でも箱の大人買いでも送料一律750円は・・・う～む。。。今は食指をそそられる本も特にないし・・・（や、知らない作家さんをこの機会に読む！ってのもありですけどね？）そこが業者さんと折り合いのついたころに頼もうかな＾＾　

たまっちゃった～

お仕事のことでいろいろ気忙しくしていたら、日曜日までに返さなくちゃいけない本が、予約でずっと待ってた本が4冊たまってしまいました。
ちょっと集中して読まなくちゃ＾＾；；；
いってきますm(_ _)m

3月分読書まとめ

やっぱり夜中の読書タイムを節電カットしたぶん、冊数とペースは減ってますね＾＾
でも、それもまたよし、です。
一日もはやく、被災地のみなさまも本の世界に遊びに行ける日々がもどってきますように・・・


3月の読書メーター
読んだ本の数：15冊
読んだページ数：4358ページ

隻眼の少女
横溝正史を軽めにパロりたかったんでしょうか。でも恐怖感にしてもキャラ設定にしてもストーリーや真相にしても今ひとつ、な印象ばかりが残ります。人物描写が似たり寄ったりで何度最初の家系図を見直したことやら＾＾；
読了日：03月01日 著者：麻耶 雄嵩
時のかなたの人魚の島
出てこないのに夜叉丸おじさんがキーワード（笑）今回5作目は美しい南の島が舞台（行ってみたい～魅力的です＾＾）今度また夏休みに遊びにいきたいですね♪
読了日：03月02日 著者：富安陽子
僕は長い昼と長い夜を過ごす (ハヤカワ・ミステリワールド)
主人公は「これでもか！」ってくらいに深くて重いものを背負っているのに、小路さんの筆致にかかるとそれすらもハートウォーミング＾＾　睡眠障害設定は「眠りにおちたら徹底的に起きない」ことの方がキーだったのでしょうか。。。良い、大ヒットゲームができますように！
読了日：03月03日 著者：小路 幸也
バクマン。 12 (ジャンプコミックス)
読了日：03月04日 著者：小畑 健
螺旋
誰も、出版元ですら知らない大ヒット作家を内密に探す編集者の孤軍奮闘。・・・が本筋なのでしょうが、主人公編集者夫妻が魅力的ではなく、また途中に挟まってくる麻薬中毒青年更生筋が「これ必要？」 そんな増長イメージを一気に拭い去ってくれるのが村で出会う母子家庭親子と難病を抱えた奥様と寄り添うご主人。この二組の愛情の深さと感動で、「あー、いいもの読みました＾＾」という気持ちになります（笑）もっと刈り込む部分は刈り込み、ラストの暖かさを作品全体に広げるアドバイスのできる編集さんがいたらよかったのにねｗｗ
読了日：03月10日 著者：サンティアーゴ パハーレス
×××HOLiC（19） (KCデラックス)
帯がなかったら最終巻って気づかなかったかも＾＾；百目鬼一族の篤さは素直に嬉しかったです。
読了日：03月11日 著者：CLAMP
一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-
読了日：03月14日 著者：佐藤 多佳子
一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-
読了日：03月15日 著者：佐藤 多佳子
一瞬の風になれ 第三部 -ドン-
「熱くがんばる」本が読みたくて3冊一気に。持ってる新二くんが素直に伸びていく姿にがっしりとした安堵感を感じました。健一くんのその後中心のスピンアウトを読んでみたいです＾＾
読了日：03月16日 著者：佐藤 多佳子
ここではない★どこか 春の小川 (Flowersコミックス)
読了日：03月17日 著者：萩尾 望都
小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
5作目。澪の行く先に向けていろいろな道が指し示され、読者の私がそのすべてを選び取りたい衝動を覚えます＾＾；；小松原さまの妹、早帆さん初登場。おかあさまとともに頼もしいキャラです♪ご活躍を期待します（笑）
読了日：03月18日 著者：高田 郁
小袖日記 (文春文庫)
ラストがちょっと急いでいたような印象でちと残念でした。小袖ちゃんの精神はどこにとんでたの？とか若紫のこととか気になることが数多く残っています。
読了日：03月21日 著者：柴田 よしき
宇宙兄弟 13 限定版 (モーニングKC)
今回の限定版はあぽのフィギュアで、思わず大手書店さんまで電車に乗って出かけてしまいましたｗ 結構あっさりめに終わったフライト訓練。この効果ががっつんと出てくる展開があとであるのかも～
読了日：03月23日 著者：小山 宙哉
叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)
連作集。最初の一遍がガツンと持って行かれる話でした。しかし人間ってどんな過酷な自然の中にでも根付こうとする生物なんだなー。。。
読了日：03月27日 著者：梓崎 優
虚空の王者 フェンネル大陸 偽王伝 (講談社ノベルス)
読了日：03月27日 著者：高里 椎奈

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